熟練度の低いゲーム屋さん

モーションとかエフェクト寄りの3DCGゲームデザイナー。
雑記とか3DCG関連の記事がメインです。(エフェクトはフリー素材)
 窓口:refrain0000@gmail.com

掲載してるテクスチャはフリーで公開しています。
Youtubeチャンネル (研究用にゲームモーションをまとめています)

2014年05月

エフェクト【煙】

割と使い道が多い「煙」

【1】下準備
   ↓の画像のようにグラデーションの黒枠を作ります。
   作成方法は単純に円形のグラデーションをかけるか、キャンパスの縁に境界線を描いて光彩で伸ばしたり、手描きでランダム的に縁取るのもokです。
  煙0

【2】フィルタの雲模様を使う
   【1】で作成したレイヤーを一番上にして、「フィルタ→描画→雲模様1」を新しいレイヤーに割り当てます。
  煙1


【3】複製・変形を繰り返す
   【2】の手順を2,3回繰り返し、「乗算」「スクリーン」にして重ねていきます。
   更に変形を加えて納得の形になればokです。(【1】レイヤーの上に作ってもいい)
  煙2



【4】彩色
   一応色付けまでやります。
   落ち着いた色合いにしたいので「乗算」で色を重ねます。
   暗くなりすぎるようなら「Shift+Ctrl+Alt+E」でレイヤーを作り、「スクリーン」で重ねるといいかんじ。
  煙3



エフェクト【キラキラ】

よく見かける「キラキラ」の素材を作ります。

【1】素材の元を作成
   キャンパスの中心にシェイプで細長の菱形を作ります。
   幅を変えると完成イメージが結構変わります。(今回は太めなのでデフォルメっぽい仕上がり)
  キラキラ1

【2】形にする
   「フィルタ→ぼかし→ぼかし(移動)」で少し上下に伸ばします。(ガウスを1pxかけてもいい)
   レイヤーを複製して90°回転、クロスさせます。
   「シェイプ」or「グラデーションオーバーレイ」を使って中心に円形を作成。
  キラキラ2

【3】彩色
   「グラデーションオーバーレイ」を円形に設定して色を付けます。 
  キラキラ3

この手のテクスチャは、複数出す手前上パーティクルを使った表現が有力になると思います。
 

エフェクト【靄】

繋ぎ目のないテクスチャとして「靄」を作ります。

【1】模様を作る
   「フィルタ→描画→雲模様1」を割り当てるか、自分でそれっぽい感じに描きます。
   自分は全体的に統一感を出したかったのでブラシで描いてます。
  靄1

【2】繋ぎ目をなくす
   「フィルタ→その他→スクロール」で画をずらします。
   現段階だと繋ぎ目がくっきりと分かってしまうので修正。
   ブラシで大まかに馴染ませたら、「修正ブラシツール」「指先ツール」等を使って繋ぎ目を
   完全になくします。
  靄2

【3】彩色
   いつもどおり「グラデーションオーバーレイ」で乗せてしまうと色の連続性が崩れてしまうので、
  「カラーオーバーレイ」を使います。
  靄3

ちなみに今までもエフェクトを着色してきましたが、必ずしも付けなければいけないわけではないです。
例えば、ポリゴンに頂点カラーを割り当てて着色する場合。
元から色が入っていると汎用的に使えないので、白黒の段階で終わってもいいです。

ゲームでは制限があるので、こういった節約も大切です。

エフェクト【光】

エフェクトとしてはメジャーどころの「光」を作ってみます。

【1】元の素材を作る
   「楕円形ツール」でキャンパスの中心から正円を作ります。
   「フィルタ→変形→波形」を使い、ある程度ランダムに変形させます。
  光1


【2】形にする
   【1】で作成した素材に「フィルタ→ぼかし→ぼかし(放射状)」をかけます。
   (ぼかしの設定:量100 ズーム 画質高い)
   ぼかしの伸びが足りないと思うので、数回かけてください。 
  光2

【3】彩色
   いつもの如く「グラデーションオーバーレイ」を上からかけます。
   グラデーションは円形にかけ、モードはオーバーレイかハードミックスをお好みで。
   少し弄れば右の画像みたいにも出来ます。
  光3a 光3b

 

エフェクト【オーラ】

…毎回のようにグラデーションオーバーレイ使っております、今回は「オーラ」

【1】下地を作る 
   「グラデーションオーバーレイ」を作成し、モードを「オーバーレイ」「ハードミックス」に。
   (ハードミックスの場合は30-45%くらいで)
   筆圧50~80%の流量を下げたエアブラシで適当に筆を置いていきます。
  オーラ1


【2】ブラシと消しゴムを交互に切り替えて調整
   ブラシと同じような設定をした消しゴムツールを不透明度20%くらいまで下げて使います。
   ブラシで描いて消しゴムで形や明暗を調整、これを繰り返して最終的に
  「フィルタ→ぼかし→ぼかしガウス」をかけて馴染ませれば終わり。
  オーラ2

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